人生二段階説
日本では、定年後の人生を「第二の人生」と表現します。平均寿命が伸びて、中高年になっても相当の期間を生きることが出来るようになりました。それまでの生きるために一生懸命に働いてきた人生を第一の人生とし、それが終わると程なく人生も終わっていたため、その後の人生についてはそれほど思い悩むことはありませんでした。一生懸命家族のために働き、生きて、その役割が終われば、家族に看取られて死を迎えるという一生が可能でした。
ところが現代社会では、家族は核家族化し、社会構造も変わってしまい、家族看護も限界にきています。第二の人生を家族に依存せず、自ら生きる新たな意味を見いだしていかなければなりません。逆に、これまでの第一の人生は、自分を抑え、家族のために生きてきた人は、第二の人生で自分を取り戻し、充実した人生を作り出すことが出来ます。これは、お金や地位や名誉ではありません。自分の真の生きる意味こそ価値があります。
人生三段階説
ヨーロッパやアメリカでは、人生を三段階に分けて考えるようです。
第一の人生:教育を受けて自立するまでの人生
第二の人生:社会人として働く人生
第三の人生:定年退職してからの人生
その分類によれば、我々日本人が中年期以降の人生問題を「第二の人生」のテーマと考えていますが、欧米の人から見ると、「第三の人生」問題ということになります。